今回は、中高生に向けて「勉強のモチベーションを上げる7つのキーワード」を紹介していきます。
勉強した方がいいのは分かってる。
でも、なかなか重い腰が上がらない…
そう悩んでる中高生は多いでしょう。
私も中学時代は宿題を避けてゲームばかりやっていました。
結局提出せず終わった宿題も結構あります。
が、今では色々と勉強に取り組んでいて、モチベーションもかなり高いです。
そこで、今回は勉強に対するモチベーションを上げるためのヒントを紹介しましょう。
キーワードは7つ、詳細も見ていくので、是非参考にしてみてください。
勉強のモチベーションを上げる7つのキーワード
では早速、7つのキーワードを紹介していきます。
- 強制力
- 目標
- 意欲
- 習慣
- 現状把握
- 環境
- 気分転換
この7つは、ひとくちにモチベーションを上げるといっても…
- ゼロから一歩を踏み出すため
- すでに勉強できている状態で、それを続けるため
- 一度下がったモチベーションを上げなおすため
など、色々な効果があります。
また、7つははっきりと区別できるわけではありません。
具体的な方法によっては、2つ以上のキーワードにまたがる場合もあります。
何なら効くか考えて、今の自分に合ったものを使ってみてください。
強制力:勉強せざるを得なくする
1つ目のキーワードは、「強制力」です。
勉強しないといけない状況をあえて作り出すことで、モチベーションをむりやり上げます。
具体的な方法は以下の通り。
- 塾や家庭教師などを利用する
- 学校の自習室や図書館などを利用する
- 家族に「〇時まで勉強する」と宣言する
- (配信環境がある人は)勉強風景を配信する
- などなど…
この強制力の良いところは、自分の意思なんて関係ないので、高い確率で勉強に取り組めることです。
強制されているので、自分の意思で勉強するのはムリ!という人にオススメです。
しかし、なんとなくイメージつくと思いますが、相当ストレスが溜まります。
特に、勉強が嫌いならなおさらです。
そのストレスで集中力が落ちてしまうと元も子もないので、やりすぎには注意したいところです。
目標:勉強する意味を持つ
2つ目のキーワードは、「目標」です。
基本的には「なぜ勉強するのか」を考え、勉強することで達成したい目標を考えます。
そうすることで、勉強がただやれと言われる無意味な行動から、目標に向かうための価値ある行動に変わります。
これだけでも、人によってはかなりモチベーションを高めることができるでしょう。
この詳細については別記事にまとめてあるので、そちらもご覧ください。
ちなみに、目標を紙に書き、1日に数回見て達成するところを想像すると効果的です。
自己暗示の一種みたいなものですね。
これは、ビジネス書「思考は実現化する」を応用したテクニック。
かなり分厚い本で内容も難しいですが、気になったらチェックしてみてください。
意欲:進んで勉強するようになる
3つ目のキーワードは、「意欲」です。
もし、勉強そのものや勉強する内容が好きになれれば、ストレスなく進んで勉強できます。
そこまでいかなくても、自分から勉強したいと思えれば、意欲はどんどん湧いてくるでしょう。
「そんなことできるの?」と思うかもしれませんが、可能です。
何しろ、宿題すら出さなかった人間が、自分から勉強するようになったのです。
そのための方法が、以下の通り。
- 興味ある分野と、それに必要なものが何かを調べる
→その分野のために勉強したいという意欲が湧く - これまでのやった勉強をメモしておき、視覚的にどれくらい勉強してきたかを見えるようにする
→やってきたことを認めやすく、さらに積み重ねをさらに伸ばすべく、勉強の意欲が湧く - 純粋に面白いと思える勉強分野を見つける
→これはほぼ運、見つかったらラッキー - 勉強を楽しんでいる人に触れ、自らも勉強を楽しめるようにする
- などなど…
4つ目の効果が絶大で、勉強自体を楽しめるようになれば、モチベに困ることはありません。
私が中高生の頃は、確かに難しかったでしょう。
今ほどネットが発達しておらず、周囲にも勉強が楽しいという人がいなかったからです。
が、今はYouTubeなど、動画投稿が発達しています。
勉強の楽しさをテーマに発信しているYouTuberさんも多くいるので、そういったチャンネルを見てみるといいでしょう。
ここについては、私の実体験も含めてより詳しく、別記事を書こうと思っています。
習慣:モチベの影響を無くす
4つ目のキーワードは、「習慣」です。
毎日必ずやる歯磨きや入浴のように、勉強を習慣の1つに組み込むのも1つの方法です。
これの良いところは、モチベーションが一切関係なくなることです。
例えば、面倒だからといって、歯磨きやお風呂をサボりますか?
多分、サボったら逆に気持ち悪く感じるでしょう。
じゃあ、歯磨きやお風呂に、モチベーションがいりますか?
「よし、歯を磨くぞ!」という気持ちで洗面台に立つのは、普通デートの前くらいでしょう。
私はありません(´・ω・`)
ほぼ何も考えず、自動的に歯を磨いたりお風呂に入ったりしますよね?
それと同じ状況を勉強でも作り出す、つまり勉強も習慣化して継続するのがここのポイントです。
ではどのように習慣化するか、それは別記事に切り出しましょう。
現状把握:今の状況を知る
5つ目のキーワードは、「現状把握」です。
勉強のモチベーションが上がらない理由の1つに、そもそも何をすればいいか分からないことが挙げられます。
これを解決するために、まずは
- 今自分が何をどこまで分かっているか
- どこからが分からないのか
- それをどう勉強すればいいのか
などを確認しましょう。
ゴールが分かっても、現在位置が分からないとどこに向かって歩き出せばいいか分かりません。
また、「現状把握」はもう1つ別の側面も持ちます。
勉強していても、本当に効果が出ているか分からないこと、ありますよね。
そんなとき、小テストくらいの感覚でいいので、簡単な実力チェックをしてみましょう。
そうすることで、何がどこまで身についているかを確認できます。
RPGでも、レベルアップ音が鳴ると嬉しいもの。
勉強では、小テストの結果でレベルアップを確認しましょう。
環境:勉強できる環境を整える
6つ目のキーワードは、「環境」です。
いくら他の要素を完璧にしても、勉強する環境が良くなければ効果は半減してしまいます。
具体的には…
- 部屋が汚い
- ザワザワしている
- スマホ、ゲームなどの誘惑が近くにある
などの環境ですね。
これらの環境を避け、快適に勉強できる空間を作り出しましょう。
場合によっては、まず勉強するために部屋を片付けるのも十分アリです。
気分転換:リフレッシュする
7つ目のキーワードは、「気分転換」です。
これは元々勉強していたが、あまり集中できなくなった人向けの内容ですね。
勉強も、同じことをずっとやっていると飽きてしまいます。
そのため、最初に数学の計算問題をやったら、次は英単語の暗記といった形で、切り替える時はできるだけ違う内容にすると気分が変わります。
また、勉強そのものについても、たまには休んでゲームしたり、漫画を読んだりするなどのご褒美もいいでしょう。
それだけでなく、勉強をずっとしていると肩が凝ります。
人によっては頭痛に繋がってしまうので、適度な運動で身体を動かし、気分もリフレッシュしてみてください。
ちなみに、1つだけコラム的なお話です。
よく、テスト期間中などで勉強時間を伸ばすためにゲームなどを禁止するみたいな話がありますが、私はその制限は逆効果だと思っています。
ゲームをやめれば、その時間がそのまま勉強に変換されるかというと、そんなことはないですよね。
むしろ、気分転換の手段が1つ封じられ、効率が下がります。
だから、私はむしろゲームも計画に組み込むべきくらいに考えています。
当然やりすぎはNGですが、少し気持ちをリフレッシュさせましょう。
まとめ:まずはやってみよう
今回は7つのキーワードを元に、勉強のモチベーションを上げる方法を見てきました。
色々挙げましたが、これを見て「ふーん」で終わってはいけません。
何でもいいです、とにかく何か始めてみましょう。
勉強のため、あるいは上記のどれかのため、最初は机の前に座るだけでもOK。
もしかしたらうまくいかないかもしれませんが、その時は別の方法を試せばいいのです。
最後に1つだけアドバイスですが、モチベーションには波があり、下がる時も当然あります。
無理に上げようとしすぎるのではなく、たまには休んで、リフレッシュするのも大事。
勉強だけでなく、今後の人生ずっと付き合うモチベーションです。
是非、色々試せる今のうちに上げる方法を身に付けておいてください。
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