今回は、中高生の多くが抱えているであろう疑問の「なぜ勉強するのか」に答えていこうと思います。
日々、学校で授業をなんとなく受けている。
家で親に「宿題やりなさい」と言われ、とりあえずやっている。
…けど、なんで勉強するのか分からない、そのせいで身が入らない。
そう感じている中高生は少なくないでしょう。
今回、その「勉強する理由」を、大きく4つのカテゴリーに分類してみました。
そのどれを、あるいは他の何を自分が勉強する理由として納得できるか、考えながら読んでみてください。
勉強をするモチベの第一歩:勉強する理由を持とう
さて、今この記事を読んでくれているということは、なぜ勉強するのか分からないのでしょう。
そのせいで、勉強のモチベーションが下がり切ってませんか?
学校で半ば強制的に授業を受けさせられ、家でも宿題をやれと親に言われる。
やろうとしても、結局なんで勉強するのか分からないから、やる気にもなれない。
そんな環境では、勉強を嫌になるなという方が難しいでしょう。
そこで、勉強する理由…つまり、目的ができれば、やる気も上がるはずです。
やる気がゼロだと、そもそもこの問題を解決しようという気すら起きません。
だから、なぜ勉強するのかを考えて、勉強嫌いを解決するために動き出すためのモチベーションを確保しましょう。
ここで、1つポイント。
このあとも具体例を挙げますし、ネットで調べれば勉強する理由はいくらでも出てきます。
その中からどれを選んでもいいですし、あるいは自分で考えて決めても大丈夫です。
自分で、「このために勉強するんだ!」と思えれば、それでOK。
ここから先に書く分類を参考に考えてみましょう。
ちなみに、本当は勉強自体が楽しいと思えるようになることがベストな解決法です。
…が、その詳細はまた別の機会に。
勉強する理由は、4つの属性に分けられる
ではここから、私なりに考えた勉強する理由を挙げていきます。
もちろん、具体的に挙げていけばキリがないです。
が、大きく分類すると、以下の4種類に分けられるでしょう。
- 自分の将来のため
- 趣味や娯楽のため
- 勉強方法を勉強するため
- メンタルを成長させるため
1、2は勉強内容について、3、4は勉強という行為自体についての理由です。
それぞれ、具体的に見ていきましょう。
自分の将来のため
1つ目、一般によく言われるのがこれですね。
自分の将来、例えば将来良い仕事に就くためや、(偏差値が全てじゃないですが)偏差値の高い大学に進むためなどが挙げられます。
職業について、より具体的にすると…
- 医者:様々な科目が関わっているが、特に数学、理科系の科目が多い
- 弁護士:国語はもちろん、論理力で数学、背景知識として社会も欲しい
- 通訳:圧倒的に英語力(他に国語もあった方が便利っぽい?)
分かりやすいのはこのあたりでしょう。
もちろんなりたい職業ごとの専門的な勉強が必要になりますが、その大元にあるのは学校で習う5教科です。
将来の夢でなりたい職業があるなら、一回それに必要な知識が何か調べてみるといいでしょう。
そうすれば、勉強が意味のない行動から、将来のための準備に変わるはずです。
趣味や娯楽のため
仕事だけではなく、趣味や娯楽にも勉強が役立つ時があります。
一番わかりやすいのは、国語でしょう。
アニメや漫画、小説などを楽しむためには、国語の読解力や語彙力、漢字力などが必要です。
特に小説では、文字だけで色々な情報を読み取らなければ楽しめません。
- 各登場人物の心情
- 各登場人物の関係
- 今作中で起きている出来事
- 出来事同士の関係
- などなど
実は、かなりの読解力がないと全てを楽しみつくすことはできないのです。
あるいは、最近よくある歴史系の作品、社会の知識があると背景も分かり、より楽しめるでしょう。
個人的なところでいくと、私は動画投稿を裏でやっているのですが、その編集で高校数学をガンガン使っています。
仕事だけではなく、趣味にも勉強が役立つのです。
勉強方法を勉強するため
3つ目、中学や高校は勉強方法自体を身に付ける期間でもあります。
1つ目で書いたように、学校で習ったことが基礎となり、より専門的な知識に派生していきます。
その、学校で習ったことの先は、大学で習うこともあれば、独学で身に付ける必要があることも。
そんな時に、どう勉強を進めればいいか、ぱっと具体的な方法が思い浮かびますか?
それを、宿題やテスト勉強を通して身に付けていくのが勉強する理由の1つにあります。
ちなみに、本ブログでは、ここを重点的に紹介していくつもりです。
学習する内容や本人の性格などによっても適した方法は変わってくるので、是非色々試してみてください。
メンタルを成長させるため
4つ目、メンタルに関する内容です。
ぶっちゃけ、勉強は大変です。
それを耐えてやり切る忍耐力、テストという期限を見据えて計画し、やり切る問題解決力なども鍛えられます。
特に何か計画を立てて実行することは非常に難しく、それを体感しておくだけでもその後大きな差を生むでしょう。
それだけでなく、色々な知識、考え方を身に付けることで視野が広がり、見えてくる世界もあります。
例えば、絵画を見た時。
社会の知識がある人は、その絵が描かれた年代、書いた画家の国から、どういう情勢の中描かれたのか、何を表現している絵なのかを感じ取ることができるでしょう。
例えば、小説を読んだ時。
国語の読解力、数学の論理的思考が優れていれば、「この人物関係が変わっていく様子が…」とか、「推理部分、ここに書かれている情報が…」とか、楽しみ方も増えます。
これが、2つ目の娯楽に繋がる部分でもありますが、その元は「視野が広がる」ことだと言えるでしょう。
まとめ:自分で納得できる理由を持つこと!
今回は、よくある「なぜ勉強するのか」に答えるため、4つのカテゴリーを紹介しました。
この4つはあくまで考えやすくするだけなので、どれに属するかを無理に考える必要はありません。
そういう傾向があるんだ程度に受け取って、肩の力を抜いて考えてみましょう。
今自分が納得できれば、他の人に理解されなかろうと、その後変わろうと、全く問題ありません。
まずは、今とりあえずでいいので、納得できる理由を考えてみてください。
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